食べものとからだを愉しむブログ

【食】【健康】まわりのことを綴るフードライターの雑記

不調が続いてしんどかったけど医者の対応にがっくりきて、自己管理やっぱり大事!と思った話

前回のブログにも書きましたが、2か月程前から様々な身体の不調が続いており、なかなか良くならないので、検査に行ってまいりました。

 

現在困っている症状:

・めまい

・貧血

・息が吸いにくい

・口の中が乾燥して喉に苦みを感じる

・舌先の痛み

・目の乾燥や見えにくさ

・リンパ腺の張り

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中でも、めまいや貧血で頭がぼーっとなると、何もできなくなって休んでいるしかないという状況が非常にツラく、今まで健康だっただけに、何よりも病気な自分を受け入れられずにいます。

 

総合病院で、血液、尿、肝臓や腎臓の数値など一通りの基本検査に行ってきました。

検査中は、悪い結果が何も出なければいいと願いつつも、こんなに続く不調の理由は何かあるだろう?!と、原因をつきとめたい気持ちもあり、ということは何かしらの結果を期待しているのか?!と、微妙な自問自答を繰り返しながら、検査の結果を待つこと1週間。

 

結果の用紙を見る医師からのコメント:

「特に問題のありそうな個所は見当たりませんね。肝臓や腎臓など内臓疾患があると、どこかしらの数値に異常が出ますが、全て正常範囲内なので、特に問題はなさそうですね」とのお言葉。

 

よかったー!と思う反面、この不調はどこから?というギモンが払拭されず…。腑に落ちない結果に、唯一数値的に引っかかったのが肺活量だったので、肺のレントゲンも撮ることに。

 

しかし、出て来た結果は「背骨が少し歪んでいますね」という、あまり気になる症状とは関係のなさそうなもの。たしかにこれが真っ直ぐになれば5mm伸びるかな??と、淡い期待を抱くも不調の原因は解明されないまま。

 

祖母が橋本病という甲状腺の病気をしたこともあり、念のため甲状腺の検査もしましょうということになって、また採血。しかし、結果はこちらも異常ナシ。

 

数値的には内臓疾患ではなさそうという結果が出て、入院が必要とかそういったことにはならなかったので、一安心。しかし、目やのどや舌に異常が出ている限り、原因は何かあるはず、この思いは消えないまま。

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ご近所に住むママからは、「めまいはきっと耳石のせいじゃない?治す体操がユーチューブにあったよ」と教わり、見てみたところ左右にごろごろ転がるだけの超簡単なもの。早速やってみたところ、ちょっとスッキリした気分に。

 

耳石が原因のめまいというのは、内耳の中にある剥がれ落ちた石灰が小さなカタマリになって、何かの拍子で三半規管などに入り込むことで引き起こされるタイプ。いわゆる「良性発作性頭位めまい症」という、最も多いタイプのめまいだそうです。

 

そのめまいは、今や簡単な体操で改善させられることを知って、ちょっと感動!めまいの程度もさほどひどくはないので、おそらくコレだろうと思っていました。

「めまいは怖いから、絶対に耳鼻科に行った方がいい!」と彼女に脅されて(?)、内臓の検査を優先していてまだ行っていなかった耳鼻科へ。

 

耳の中をいじられるのって、見えないだけに少し怖くないですか?私は左耳が生まれつき難聴で、右が聞こえなくなるとかなり困るので、その恐怖のせいかちょっとの痛みにもすごく敏感になってしまいます。耳の奥の方を器具で触られる検査、一瞬で終わりますが超痛くて、泣きそうになりました。

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そのほか、目の見え方、眼球の動き、立った状態での身体の回転の様子、聴力の検査などを一通り終えて、

医師:家でネットは使える?

私:はい

医師:(メニエールと走り書きを記したメモを渡しながら)「コレだから」

私:え?

私:耳石では?

医師:耳石じゃない。コレ(メニエール)は薬は効かないから。

私:はぁ。

医師:薬が出るからその説明は受付で聞いて。はい、おしまい。

私:へ?

 

薬は効かないって、今先生がおっしゃいましたよね?と喉まで出かかった言葉を発する間もなく診察はおしまいにされ、メニエールについての説明もなく、自分の症状と照らし合わせた質問もできず、受付では紙を渡されただけで、薬の細かい説明もない。

 

薬は効かないって、今先生がおっしゃいましたよね?と喉まで出かかった言葉を発する間もなく診察はおしまいにされ、メニエールについての説明もなく、自分の症状と照らし合わせた質問もできず、受付では紙を渡されただけで、薬の細かい説明もない。

 

耳石じゃないから、じゃあメニエールだね。と、とりあえずメニエールグループに入れられて、薬も出されたけど本当にそうなの??このまま今まで通り日常生活を送っていいの?難聴も耳鳴りもないし…。聞きたいことは山ほどありましたが、質問の余地もなく、まったく腑に落ちないまま帰ってきました。

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強制的に渡された薬の副作用を見ると、めまい、ふらつき、吐き気など今よりも症状が悪化しそうな副作用が書かれていたので、怖くてとても飲めません。何しろ「効かないから」という先生のお墨付きだったし…。

 

耳鼻科を出てから、めまいのことよりも医師のあまりの粗雑な対応にちょっと呆然としまいました。こんな診察でも、多くの人はもらった薬を飲んで、薬はあまり効かずに別な副作用やが出て、ドクターショッピングを続けていくのかもしれないと思うと、だんだんと腹が立ってきました。

 

「良質性めまい」に体操が効果的なのだから、メニエールにも何かあるはず、と調べてみたところ「薬も手術もいらない めまい・メニエール病治療法」なる書籍が。それによると、メニエール病は、現在も治療法は確立していないため、医師も確実にこの薬が効くと確信して出しているケースは少なく、お決まりの3点セットを処方するというパターンも多いとか。私もその3点セットのうちの2点+他2薬を処方されました。

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この著書の医師は、メニエール病は一種の生活習慣病と結論づけ、有酸素運動を勧められていました。やはり自律神経の乱れやストレスなどが要因なので、薬はむやみに出していないそう。

 

糖質制限を始めたこと、仕事や雑用が重なりストレスが多かったこと、どちらが体調不良のメインの原因なのか、両方なのかはまだはっきりしません。でも、五分づき米と野菜メインの食(肉類も食べます)に戻して体調は少しずつ回復し、いくつかの症状は薄れてきたのは実感としてあります。

 

下記の症状が軽くなり、日常生活はだいぶラクになってきました。

・息苦しさ

・喉が常に乾燥して苦みを感じる

・舌先の痛み

 

めまいも、まだたまにありますが、ストレッチなどで身体を動かすとやはりスッキリします。少し前に流行った(?)スロトレのような軽い筋トレ+ウォーキングで、徐々にならしていっている毎日です。

 

副作用がどうしてもついてくる薬はできるだけ使わず、自分の体調と付き合っていけるといいなと改ためて感じた今回。セカンドオピニオンと、鍼灸院など外からのアプローチも試してみようかと思うところです。

 

みなさんも大事になる前に、日々酷使されているからだ、いたわってあげてくださいね。